精神的なストレスが肩こりを引き起こすと前回述べました。
その中でも最近特に急増している『テクノストレス』からくる眼精疲労、それに伴っての肩こり・頭痛についてみてみます。
テクノストレスとは、長時間のパソコン・スマホを集中して見つめることにより眼精疲労を引き起こします。また、首・肩・頭の筋肉に過度な緊張が起こり酸素がいきにくくなり、血行不良をおこし、老廃物が蓄積され、首肩こり・緊張型頭痛(頭こり)を招く症状です。
これらの症状は現代の仕事でパソコン作業を減らすことも難しく、なかなか回復しづらいのも特徴です。
投稿日:2016年10月28日|カテゴリー:肩こり,首・肩関連
肩こりを引き起こす原因について、日常生活の運動不足・習慣になってる悪い姿勢とみてきました。
これら2つに肩こりの3大要素といわれる原因のもうひとつ、精神的ストレスによる肩こりについてみてみたいと思います。
ストレスが心身に何らかの影響を与えるときには、自律神経という神経系統が重要なカギを握ります。自律神経は、交感神経と副交感神経に分けられます。この2つが上手く働いていれば健康な身体を保てれるのですが、ストレスが強まるとバランスが崩れ、首や肩の血流をコントロールしている交感神経が過度に反応して、血行障害を起こします。これが、コリの原因となるのです。
投稿日:2016年10月27日|カテゴリー:肩こり,首・肩関連
前回、日常の生活での運動不足による肩こりを引き起こす原因について書きました。
今回は姿勢の悪さから引き起こされる肩こりについて書きます。
身体的にみて、最も負担の少ないバランスのとれた姿勢とは、背骨がゆるやかにS字カーブを描いた状態です。
本来、上のイラストのようなS字の姿勢を保持しなければなりませんが、いろいろな生活シーンにおいて下の図のように楽な体勢を取りがちです。
このような体勢は、矢印のようにある一定の筋肉にばかりストレスを与えることになります。いわゆる筋肉疲労を招きます。
普段、何気なく行っている立ち方・座り方でもこのように、かたこりを起こす原因になっているのです。
投稿日:2016年10月26日|カテゴリー:肩こり,首・肩関連
現代病である肩こりは”静的生活”によって引き起こされる。というのは前回書かせていただきました。
肩こりをお持ちの皆さんも再度、下のイラストのようになっていないか確認してみてはいかがでしょう?
このように便利な生活の中では、適度に筋肉を使うシーンが極端に少ないことがわかります。しかし、正しい姿勢を保って肩こりを遠ざけるために欠かせない筋肉をつけるためには、何よりも身体を動かさなくてはなりません。かたこり対策の第一歩として、筋肉は使わなければ衰える一方であることをしっかり認識することが必要です。
投稿日:2016年10月24日|カテゴリー:肩こり,首・肩関連
交通の利便性や情報のシステム化が進み、生活習慣の乱れ・運動不足。またそれらに付随する姿勢の悪化は避けて通れないことなのかもしれません。
こうした環境的な弊害が、カラダに及ぼす影響として、まず上げられるのが全身を使わず、同じ筋肉のみを使い続けることです。
この同一筋肉のみの反復運動は、当然同一の筋肉に同質の負荷をかけ続けることになります。
普段の生活を見渡しても特定の筋肉に負担をかけ、ストレスを強いる姿勢が多いことに気づきます。全身的な動きを伴わないデスクワークや車の運転、立ち仕事など・・・一定の姿勢を保っていなければならない職業が増えたせいもあるのでしょう。
また、多くの人に見られる姿勢の崩れも筋肉を不自然に緊張させストレスを与えてしまいます。
現代社会からは全身を動かす機会が減り、一見すると大変楽で快適に写りますが、これは体にとって決して良いことではありません。
全身性の動きが減り、一定の姿勢を保つ時間が増えれば増えるほど、ある筋肉は緊張しっぱなしとなり、疲労は溜まる一方です。肩こり・腰痛の原因となる筋肉疲労 は、筋肉の収縮と弛緩のリズムを崩す”静的生活”から生み出されるともいえそうです。
そしてこの収縮と弛緩には、ポンプのように血管を締め付けたり、ゆるめたりすることで血行を促進し、筋肉に十分な酸素を運ぶという役割もあります。
データーでも示しました働き盛りの世代に肩こり・慢性的な腰痛が多いのは現在では当たり前のようになっています。これから世の中が便利になればなるほど、若年層にこれらの症状が現れやすくなるといわれています。